桜が満開で綺麗ですね。至る所が桜色で気持ちも和みます。
そろそろ葉桜も交じってきてますがこの短い時期を満喫したいです。
この時期は春の陽気が気持ちよい季節ですが注意しないといけない季節でもあります。
気温差、花粉、黄砂、PM2.5などはもちろんですが紫外線が7月8月をピークに徐々に強くなってきます。
紫外線から肌を守るには日焼け止めが必要ですが、一般的な日焼け止めは紫外線のA波とB波を防御します。
A波は真皮に届いて肌の老化を進めますのでしわやたるみの原因になります。
B波は皮膚の炎症を引き起こし、日焼けの後にメラミンを増加させてシミやそばかすの原因となり、場合によったら皮膚がんの原因にもなります。
そんなわけで日焼け止めは必要ですが、防御ばかりしているとビタミンDの生成が妨げられます。
以前、ビタミンDの重要性についてお話ししたと思いますが、ビタミンDはサプリから摂る以外に体内でも生成されます。
プロビタミンD3が皮膚に蓄積され、ここに紫外線が当たることでプレビタミンD3が生成され肝臓と腎臓で代謝されビタミンDが生成されます。
日焼け止めで紫外線が防御されるとビタミンDの生成が妨げられるのはそのためなんです。
適度に日焼け止めクリームで防御しながら適度に日に当たることも必要かと思いますね。(中途半端な表現しかできずすみません)
そんな中、ビタミンDの生成に関与する紫外線B波の波長だけを通過させて他の紫外線は防御する画期的な日焼け止めを見つけました。
紫外線対策で有名なオーストラリア製です。
このビタミンDの生成に関わる波長は有害な波長とは違いますので、紫外線による日焼けから肌を守り、紫外線でビタミンDを体内に作ることを邪魔しない画期的なものです。
パラベンやアルコールなどの添加物は入ってないので6か月の子供さんから使えます。
当院では患者さん向けに院内でご案内しております。
これから夏に向けて日焼け止めクリームと上手に付き合ってくださいね。