8月5日土曜日に淀川花火大会の救護班として出務してきました。
健診や産業医の活動はしていたのですが花火の出務は初めての経験で予想はしていたのですがそれ以上の人の多さにびっくりしました。
救護室にたどり着くまで人の波にもまれて汗だく状態、こんなに汗をかいたのは久しぶりですね。
また、お天気が良かったのは花火にはいいですが、戸外でもこの時期なので人々の熱気と相まって蒸し暑さがすごかったです。
これだけで気分不良が出てもおかしくない状態でした。
予想通り始まる前から気分が悪くなる方がおられたので花火が始まる前に良くなってもらえるようチーム一丸となって対応させてもらいました。
花火が始まると一旦は救護活動も落ち着いたので少し花火を楽しむことができました。こんなに近くで花火を見たことがなかったので感動しました。
さすが淀川花火大会。演出に関わられた職人の方に感謝です、ありがとうございました。
花火が終わると予想通り帰りの待ち時間がかなりかかり、気分不良の方が沢山来られました。
対応が終わってホッとして時間をみると午後10時半すぎ、皆様無事に帰られますようにと祈りつつ私たちも少ししてから帰宅の用意をしました。
帰り道、まだある程度の人はおられたので、それだけ沢山の方が花火を楽しまれたのだなあと改めて思いました。
その中で本当に残念なことがありました。
帰り道に堤防にたくさんのゴミが散らばってたんです。近くには大きなゴミ箱も設けてましたが少ししか埋まってなかったです。
花火を楽しまれるのはいいですがゴミは自分で持ち帰るか近くのゴミ箱に捨てるようマナーを守ってほしいですね。
この花火大会はたくさんのボランティアの方が中心となって運営されておられます。
皆様に楽しんでほしいという思いで運営されておられる彼らの活動には今回本当に頭が下がりました。
このたくさんの散らばったゴミはボランティアの方が片付けるんだろうと思うと心が痛みます。
ゴミ拾いは皆さんが各自きちんと持ち帰ればしなくても良い活動です。どうか、このブログを読んでくださったのを機会にゴミの持ち帰りもしくはゴミ箱に入れるということをしてください。
私は、今回初めて救護班に参加させてもらいこの実態を知りました。
体調不良の方が花火を楽しめて無事帰ってもらうため、私や看護師などの医療従事者に加えて、救急救命士、ボランティアの運営団体の方、警備の方などたくさんの方の努力があってこそ花火大会を楽しんでいただけるのです。このことを心に刻んでいただきたいです。
花火大会に参加された方、またそれ以外のイベントでも、今後はごみの持ち帰りなど自分でできることは自分でしましょう。
花火を楽しまれる裏には成功のためにたくさんの方が関わっておられるということを心にとどめてほしいと思います。
私も無事に任務を終えれたのには周りのスタッフの方の協力があったからこそと思っておりますので、この場を借りて皆様に心より感謝いたします。
本当にありがとうございました。
そして、普段の診療だけでなくこれからも地域の医療活動にも協力して皆様の健康を守りたいと思っております。
では、暑さ続く中、皆様どうかご自愛くださいね。