おはようございます。
18日月曜日は突然の大きな地震、皆様、お怪我などなかったでしょうか?
私は、当時千里中央のマクドナルドで事務作業をしておりました。
突然の揺れでエアコンのフィルターが落ちてきて一瞬屋根が落ちてきたのかと慌てました。
あまりに一瞬でテーブルの下に隠れるなんていう余裕はなかったですね。
交通がマヒして人が溢れかえる中、慌てても仕方ないので、しばらくはマクドナルドの中で仕事をして、長蛇の列のタクシー乗り場をみながら大通りを出て流しのタクシーを捕まえて、まずは自宅に帰りました。
自宅はものが散乱、朝沸かしたお湯が入ったやかんはテーブルぎりぎりのところで斜めに止まってました。まさに奇跡的です!
食器は幸い一つも割れ無かったですが、納戸の部屋の引き戸が少ししか開きません。おそらく中で倒れたものが引っかかってるのでしょう。
どうしたものか思案中です。
ある程度整理してから車でクリニックまで行きました。これ、帰りのことを考えると車で行くことがベストと考えました。
クリニックは、院長がいつも超早朝に出ていく(5時過ぎ)ので平常通り診療できており、スタッフが一人来れませんでしたが他は影響はありませんでした。
ちなみに院長は先週はホテル住まいでした。
気がかりだった機械の故障も停電もなく、特に水素吸入器は落ちてたらどうしようかと心配でしたが無事でした。
リクライニングチェアの横の台に滑り止めを敷いて置いてましたが、滑り止めが功を奏したのかと。
滑り止めを敷くことは患者さんの助言でしたので、本当にこの患者さんには感謝です。
私たちは、いつもこのように患者さん達に助けられてます。有難うございます。
私は阪神大震災の時、神戸市の東灘区に住んでいて被災しました。
当時は長女が3歳、長男がおなかの中にいて8か月。
早朝の突然の揺れは尋常なものではなく、とっさに長女の上に覆いかぶさり揺れに耐えました。
寝室にはベット以外はおいてなかったので何の変化もありませんでした。
しばらく揺れた後、寝室の外に出ると、寝室以外のすべての部屋の家具は倒れてものが散乱、キッチンは食器棚が倒れて入れない。
調味料の瓶が割れて酢の臭いが充満してました。
3日前に父に買ってもらったばかりの42インチのテレビ(狭い部屋には大きすぎるのですが)が1メートルも飛んでおり、和服の入っている2段の桐ダンスも飛び出してました。
ここは長女が昼寝や遊んでいたところです。
昼間であれば、悲惨な状態が起こっていたかもしれません。
寒い冬でしたからこのままではいけないと、車で脱出することにしました。
車の中ではストックしていた水と冷凍していたおかずを持って食べました。
しかし、倒壊している建物のそばを渋滞であまり進まない車内では、余震がくるとアウトかもと恐怖心を抱きながらの移動でした。
普段ならば1時間弱でつく実家に17時間かけて車でやっと着きました。
この時の教訓として、12年後に神戸から大阪に引っ越した後は家具は全て備え付けにしました。
勿論、寝室はいらないものを置かずに特に頭の近くには注意しました。
しかし、家具は動いてなくても中身は飛び出していたり飛出し寸前、食器は中で動いていました。
開閉防止グッズつけておけばよかったと後悔です。
食材は作ったおかずをある程度は冷凍しておく、おかきやスーパーフードや水は常にいくらか備蓄して順番に使っていくようにはしておりましたが今回はそれほど影響はなかったです。
今回は、引き戸の本棚は本が引っかかり引き戸が飛び出していたり開かなかったり。
本棚なので何とか反対側から本をとって引き戸は開きましたが。
しかし、納戸の部屋の引き戸がつっかえてしまって10センチしか開きません。
ここどうしたものかと今は思案中です。引き戸を壊さないとダメなんかなあ。
また、沸かした水の入ったやかんもテーブルに置くことはやめてガスコンロの奥に置き換えました。
阪神大震災で被災したのにまだまだ甘いところがあり、今回も反省で見直しです。
皆様も以下、確認してください。
家具は固定、飛出し防止グッズの使用、食器など物が滑りにくくするシートを敷く、水の備蓄、食材冷凍、食材保存、寝室はいらないものを置かない、特に頭の周りは。
食材は回転して食べて備蓄していくようにすれば、いざとなったら古くて食べれないということもないでしょう。
また、片面だけの引き戸に関しては注意がいりますね。ものが落ち込まないような工夫がいると思います。
ドアに関しては、開かなくなると困るので少し開けておくというのも必要なことかもしれませんね。難しい場合もあるでしょうが。
また、落ちると困る、悲惨な状況になるものは極力安定な場所に置くようにした方がいいですね。
当たり前のことを書きましたが私の経験で少しでも皆様に参考になることがあればと思ってます。
今日、あるアナウンサーが、阪神大震災や三陸沖地震に比べたらかなり規模の低いものだったのに、なんで一日交通がストップしてたのかと怒ってましたが、これは見当違いかと。
確かに私が以前体験した阪神大震災とは規模は違いますが、なくなられた方やライフラインが途絶えた方、家の倒壊された方がおられるわけです。
また、交通も私たちの安全のために作業員の方が全ての線路をきちんと点検してくれてるのです。
本当に御苦労様と心から感謝したい気持ちです。
いい加減な点検で9歳という幼い命も失ったわけですから。
子どもを持つ親としては、心が引き裂かれるようです。
しかし、この事故をきっかけにブロック塀の点検がされてます。
本来ならばされてなければならないことですが、この子の命が多くの人たちの今後の命を救ってくれるのです。
この子は生まれ変わってきっと幸せな人生を送ってくれることでしょう。
今回は、亡くなられた方々や未だ倒壊や破損、ライフラインが復旧していない場所に住まれている方々などおられます。
少しでも早い復旧と亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また、余震が最小限におさまりますように。