はるなクリニック

ヒートショック

こんばんは。

寒くなってきましたね。

今日は冬至です。1年で一番昼が短い日でした。

明日からは少しずつ昼がが長くなり明るくなる時間が増えてきますね。

私はこの時期が気持ち的に明るくなってくるので大好きです。

明るいと気持ちも明るくなりますからね。

でも、寒さの方はこれから2月にかけて厳しくなってきます。

温暖化で私が子供のころのような心から冷える寒さはなくなってきましたが。

今回はこの時期に気を付けてほしいため、ヒートショックのお話をします。

ヒートショックとは急激な温度の変化で体が受けるショック状態のことを言います。

今の時期、特にヒートショックが起こりやすく気を付けてほしいのが入浴時なのです。

脱衣所や浴室が寒いと、服を脱いだ時に寒く感じ血管が収縮して血圧が上がります。

寒い浴室に入り急に湯船に入ると今度は温度が上がって血管が緩んで血圧が下がります。

この温度の変化により血管が収縮したり拡張したりするのです。それによるショック症状が問題なのです。

年齢が高いほど血管への負担は高くなり急性の心疾患が発生し死亡することもあります。

しかし、これは若い人でも起こらないとは限りません。皆さんが注意してほしい事なのです。

寒い日にゆっくりとお風呂に浸かって免疫力を上げてほしいのですが、入り方に注意しましょう。

脱衣所や浴室は予め温めておきましょう。

温度は40度が理想ですが高くても41度までにしてゆっくり浸かってください。

できれば入浴剤などを入れて循環を良くされたらと思います。

また、心臓への負担がかからないように深く浸からないようにしてください。

体調が悪い時は無理に入らないで足湯などにしてください。

個々の状況によって入る時間などは調整してくださいね。

 

 

 

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