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後天の気を高めるために①
2021/01/21
人が生きていくためにはもともと生まれながらにある先天の気というものと後から補う後天の気というものが合わさって元気というものができ生きていくことができます。
先天の気に関しては妊娠中に母親から受け継ぐもので生まれ持っているエネルギー(体質)というものですが、これを後天の気で補うことで健康的な生活を送ることができるのです。
だから体質だからと諦めることはないのです。後天の気で補えばいいのです。
後天の気とは後から補うもの、つまり食事と空気からとるということです。
大気から肺取り込んだ気は精気といいます。これが食事から得られた水穀の気と合わさり後天の気ができ、先天の気と合わさって元気という気が作られるのです。
今後、何回かに分けてこの後天の気をいかに高めていくのかお話しします。
今日は良い精気を作るための呼吸についてお話しします。
何気なくしている呼吸、でも呼吸しなければ生きてはいけません。
しかし、大気を効率よく取り込まないといけません。
最近、呼吸が浅い人が多いです。
上手く息を吸えないといわれてる人達です。
そんな時に意識して吸おうとしてもなかなか吸い込めません。
深呼吸を効率よくするためにはまず、ゆっくりと息を吐くことです。肺を空っぽにするのです。
そうすると自然に大気が入ってきます。
ゆっくりと息を吐いてからゆっくりと息を吸い込みましょう。
理想は最低2回、朝起きた時にして自律神経のバランスを整えてから一日行動する、寝る前にして良い睡眠をとれるようにする。
寒くないときは窓を開けて外の澄んだ空気を吸い込むのはいいことですね。(今は寒いので注意ですが)
それ以外でもできるときに意識してすればいいかと思います。
私は朝のラジオ体操や車の運転の時、入浴の時にもしています。
体に酸素がいっぱい行き渡り代謝が活発化します。脳にも酸素が行くので頭がすっきりしてきます。
タダででき、どこでもできる健康法が深呼吸です。空気はタダですから(笑)
また、胸式呼吸や腹式呼吸に関してはその目的により使い分けたらと思ってます。
今、コロナ流行の中、酸素濃度を測る機械が売れているようですが、普段から深呼吸による肺の機能を高めることは感染予防にも一役買っているのではないかと思ってます。
今日から始めてみましょう。
春名令子